- 2008-04-17 (木) 16:35
「知事がこだわっている数字は非現実的」「まず、府庁内部で阿修羅のごとく血と汗を流すべき」。17日、橋下徹知事が府内43市町村の首長に財政再建試案を説明した意見交換会では、出席した首長から反発する意見が相次いだ。橋下知事は懸命に理解を求めたが、最後には「大阪を立ち直らせたい」と涙も。試案の前途は多難となりそうだ。
意見交換会では冒頭から、府市長会会長の倉田薫・池田市長が「今日は思いの丈を述べさせてほしい。時間が限られているので、実のある議論をしたい」と“先制攻撃”。
これに対し橋下知事は「ご迷惑を掛けて申し訳ない」とあらためて頭を下げた。その上で「府庁だけでなく、市町村におかれても財政再建を果たしてほしい。府が一丸となって少しずつ我慢をして、全国初のモデルとして実現していきたい」と理解を求めた。
しかし、首長から納得する声は聞かれない。
平松邦夫・大阪市長は「まず削減ありきで、知事の指示に従って削ることしか見えてこない。具体的な我慢の内容を示して協力を求めないと、後になってこんなはずではなかったということになる」と注文した。
阪口善雄・吹田市長も「まず府庁内部で阿修羅のごとく血と汗を流したうえでないと、府民に負担をしいることはできない」。さらに「35人学級は『子供の笑顔のために』ぜひとも、残してほしい」と知事選の際の橋下知事の公約を逆手にとって要望した。
「知事がこだわっている(収支改善の)1100億円という数字は非現実的。あの通りにやれば、5年後には大阪の道路は穴ぼこだらけになる」と指摘したのは、前大阪府教育長の竹内脩・枚方市長。
「府民に少しずつの我慢というが、対象者にとっては少しずつではない。そこは論理の飛躍だという認識がないと府政の方向性を誤る」と苦言を呈した。
その間、橋下知事は反論することもなく、終始うなずきながら聞き入っていた。しかし、最後に自分の意見を述べた際に、ついに感極まった。
「今がまさに改革の機。来年度になったら府民は我慢してくれない」と、来年度からの改革を求める各首長に反論。最後は頬を紅潮させ、目に涙をためて「一緒になって考えてもらって、ぜひ大阪を立て直したい」と言葉を詰まらせると、一部の首長からは拍手も上がった。
終了後、取材に応じた倉田市長は「私たちも泣きたい思いはあるが、笑顔で改革を話し合うのがルール。泣いたら話はできない」と諭した。
一方、橋下知事は「平行線だとは思っていない。今のタイミングを逸しては改革はできない」と強気の発言を繰り返したが、涙の理由を聞かれ「府庁も頑張っているので…」などと明言を避けた。
記事元
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080417/lcl0804171317004-n1.htm
改革をされると都合が悪くなる役人との闘いですね。
頑張ってもらいたいです。
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