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ネットで墓参りが流行?


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ネットで墓参りパソコンに合掌『個人』しのぶ

もうすぐ旧盆。先祖の墓に手を合わせる光景は今も昔も変わらないが、「遠距離」「多忙」「高齢」などで帰省もままならない人たちは少なくない。そんな中で登場したのが、ネットや携帯電話を使った「墓参り」サービス。冠婚葬祭に対する意識が急速に変わる中、新しい供養の形として広がるか。 (ルポライター・板倉志穂)

お盆には毎年帰省し、墓参りを欠かさなかったが、今夏は休みが取れそうにない。生前、かわいがってくれた祖父の悲しい顔が浮かんできそうだ。

そんな時、目に留まったのが「ネットお墓参り」。ネット上に「墓」を建て、自宅に居ながら墓参りができるという。「新しい葬送の形を考える」という「アイキャン」のサービスを体験してみた。

まず、戒名や没年など故人の情報や、実際の墓の写真を用意して、サイトの専用フォーマットに入力。登録が終わると、専用のパスワードが発行される。

一連の手続きが済んで「さぁ、お参り」とパスワードを打ち込み、パソコンの画面に「わが家の墓」を呼び出した。画面に映し出されたのは、見慣れた墓石の写真。いつもより豪華に見えるのは、背景に映し出された花畑のせいか。

同じ画面には、線香、ひしゃく、花、酒、菓子などが、写真やイラストで一括表示され、焼香・献花・供物を自在に選択できるようになっている。

まずは、ひしゃくを「クリック」。続けて「ドラッグ」して墓石に持っていき、「ドロップ」すると、ひしゃくが傾き、水がかかる。線香をたてると、すぐに煙が立つ。花を供え、酒好きだった祖父のためにビールも供えた。さらに「般若心経」のボタンを押せば、読経が始まる。なかなかの臨場感だ。

「おじいちゃん、今年の夏も暑いよ」。パソコンに向かって手を合わせながら、実の墓前と同じように思わず語りかけていた。

遺族に負担をかけない「永代供養」や遺灰を海などにまく「散骨」が増え、「墓に対する考え方が変わってきた」(アイキャン)ことが「ネットお墓参り」を提供するきっかけになったという。

一方、携帯電話を使った新しい墓参りのサービスも始まっている。
QRコード付きの墓石で、墓前で故人の写真や映像を見られるようにしたのがミソ。
納骨堂の扉を開けると、QRコードが現れ、携帯電話のバーコードリーダーで読み取る仕掛けだ。携帯サイトでは、喪主のあいさつが流れ、芳名帳を利用して墓参りの記録を親族で共有できる工夫も。

墓石メーカーの「石の声」は「若い世代が足を運ぶきっかけになれば」と期待を込める。

ネットや携帯電話を使った墓参りは、「先祖代々」を追悼するより、「個人」をしのぶ傾向が強まってきたことが影響しているようだ。残された近親者にとって、折に触れ、故人の生前の姿を写真や音声で思い浮かべることは、心の安らぎにもつながる。
もっとも、こうしたデジタル志向の風潮に「ご先祖を冒とくしているようだ」と疑問視する向きもなくはない。
パソコンに映し出された祖父の遺影は「面白いことするねぇ」と、苦笑いしているようだ…。

記事元
http://www.tokyo-np.co.jp/article/technology/digital/main/CK2008080402000227.html

便利だけど・・・。

関連サイト
ネットで墓参り(音楽注意)
http://www.h-gobyo.jp/hakamairi/index.html

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